まず最初に言っときますが、私は無宗教の無神論者です。
この映画を作った団体の事はよく知りませんし全く興味もありません。
もっと言うと、私はアニメがあまり得意じゃないのでアニメもほぼ観ません。
そんな私がなぜこんな映画を手に取ってしまったのか?
それは、ふみカス騒動の時に『天使にアイムファイン』をつい観てしまい度肝を抜かれたからで、まぁひと言で言えば「いつもの悪いクセ」なのです。
さて前置きはこの位にして、今回は久々に大物を釣り上げてしまい、わたくしかなり気合いが入っております!
それ故、まあまあ長めのレビューになる事が予想されます。
時間を無駄にしたくない方、または善良なシネフィルの方々はとっととお帰り下さいませ。
まずはあらすじから行ってみましょう!
ちょっとめんどいかもだけど一回ちゃんと読んでみて。
《全寮制の進学校ナスカ学園に通う、高校2年生のレイたち仲良し5人組み(チームフューチャー)は、探究創造科の課題に悩んでいた。
ある夜、チームの一員ハルの妹が『天才塾』を経営する悪質レプタリアンにアブダクションされ脳内に特殊なチップを埋め込まれてしまう。
5人は課題のテーマを『宇宙人の存在の証明』に決め、ハルの妹を救うため立ち上がった…》
どう?意味わかった?付いて来れてる?
これ一発で理解できた人、レプタリアン(宇宙人)にアブダクション(誘拐)されてる可能性あるから気をつけて!
ちなみにこの耳慣れないアブダクションって言葉、知ってて当然の様に連呼されるんで必ず覚えてね。
あと言っとくけどさっきのあらすじ、まだ全然序盤だから。
こっからさらにトンデモない事になるんで、付いて来れない人は置いてくよ!
てな訳で、立ち上がったチームフューチャーですが、
早速、体育館で課題発表の最中に突然レイと校長先生が
アブダクションされて、月の裏側に連れてかれちゃいます。
そこでついにチームフューチャーの真の使命が明らかになります!
レプタリアンには善と悪がいて、2人をアブダクションしたのは善のレプタリアン。
波長同通の法則により、波長が合うもの同士が惹かれ合ってしまう。
そのため悪質レプタリアンは既にアメリカ、ロシア、中国の軍部に入り込んでしまっている。
チームフューチャーの使命は、地球人が善のレプタリアン率いる惑星連合と心の波長を合わせる条件を整えること!
それによって地球は新たな宇宙時代を迎えるのだ!
どう?意味わかった?ちゃんと付いて来れてる?
まあ簡単に言うと、中国から地球を守れ!って事です。
どうやらハッピーサイエンスさん的には中国は敵みたいで、割りとあからさまに中国ディスが入れ込んであります。(むしろ本来のテーマはそれかと)
その後、チームフューチャー全員でウンモ星人のUFOに乗ってプレアデスとベガに行き、よく分からん講釈(というか説法)を聞かされ…
…すいません…ベガに行ったくだりあたりで、私もどうやらアブダクションされたみたいで…
気づいたら、ビースト化した主人公がドラゴンと共に、
裏宇宙で宇宙の邪神ダハールと戦っておりました。
(なんでや)
どう?意味わかる? さすがにもうわかんないって?
大丈夫、私もわかんないから。
そしてクライマックスではお得意のレーザー描写と花火がぶち上がる、おなじみのスターウォーズep6オマージュでフィニッシュ!はい優勝です。
いや〜堪能しました♡
これ宗教映画としては失敗だと思うけど、
正直、作品としてはめちゃくちゃ面白いんで是非みんなにも観てもらいたいです。
大満足です!ありがとう、ふみカス♡