少女223号

氷の花火 山口小夜子の少女223号のレビュー・感想・評価

氷の花火 山口小夜子(2015年製作の映画)
4.0
”私が空っぽになったとき、服が歩き方を教えてくれるの”
私にはその言葉が
ステージではなく街中でも、その服を着ているから服に恥じない見合う私になろうとする
服と私が向かい合う面になって、意識と矜恃が乱反射するように自我が織られていく
そんな風に思えた

遺品を多くの人に触らせたりほかのモデルさんを起用して再現することには違和感を覚えたが、ずっと受け継がれていくべき人でしょう。
少女223号

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