kevin

デジモンアドベンチャー tri. 第1章「再会」のkevinのレビュー・感想・評価

1.4
デジタルワールドでの冒険から6年。 ゲートは閉じてしまいデジモン達と会えなくなってはしまったものの、選ばれし子供たちはそれぞれに平穏な日々を過ごしていた。
そんな中、突如開いたゲートからデジモンが現れて街を破壊し始める!
戦う術を持たない太一たちだったが…!



と、いかにもシリーズ観てましたよ的な感じで書きましたが、1話も観たことありません(笑)
なのでウィキペディアで調べた知識で挑んできましたよ!

結果…なんかついていけませんでした。
従来のファン向けな志向がやや強めな気がします。特に過去の話はあまりしないのでまったく何も知らない状態だとちんぷんかんぷんかと。
まぁ、そこはいいんです。そもそも続き物なんだし。むしろ観る前にザックリと知識を入れるべき。


微妙だなってとこは…これは脚本?なのか?
主人公である太一が、自分達がデジモンと一緒に戦うことで街が壊れたり誰かが傷つく、死んでしまうということを怖れて戦うことを躊躇ってしまう…ってところがあるんです。
で、それっぽい描写が何度かあるんですが…正直わかりづらいと思いました。てか、わかりませんでした。
そういう感じで何だか大根役者の集まりみたいな描写が多いな…と。
声優さんにはまったく問題ないのに、アニメの画の方が何が言いたいのかよくわからん中途半端な描写だったり、テンポが悪かったり、間が悪かったりといろいろ残念。

戦うことへの太一と他の人との温度差がこれまた微妙で、太一の方がなんかウジウジしてるように見えてイライラしてくる。
かと思えば戦って街が壊れることは気にするのに、自分達を助けてくれた謎の組織についてはそこまで興味なさそうだったりとリアルな路線で行きたいのか、(いい意味での)フィクションですから!っていうノリで行きたいのか…どっちつかず。


ファン層は懐かしさで楽しめるんだろうけど、いろいろ中途半端な印象。
テレビアニメの方を好きな人とか周りにいたので、そんなに面白いのかと多少期待していたのに…。
kevin

kevin