デジモンアドベンチャーの続編として6部作で構成。テレビシリーズから6年経ち、太一ら“選ばれし子供達”は小学生から高校生に成長している。高校生特有の悩み多き多感さを描くアプローチだ。
それは良いが90〜100分の映画を6部作か…。普通にテレビシリーズ作れるよな…。やはり今作には“映画にする必然性”が常につきまとう。
高校生になって太一はサッカー部、ヤマトはバンド活動とデジモンワールドから離れ、爽やかに青春をしている日々。そこに突如クワガーモンが現実世界に出現。
町中を破壊するクワガーモンに対し、太一の所にアグモンが戻ってきて一緒に戦う。
クワガーモンは“感染デジモン”と呼ばれる物で“歪み”の中から現れた。
次に現れた感染デジモン・アルファモンは、転校生の新キャラ・メガネっ娘の芽心を追っている。
かつての選ばれし子供達は感染デジモンを撃退しようと戦うが、太一には戦う事への葛藤が見られる。
テレビシリーズの子供達と違い、登場人物達が色々と悩ましい。
やっぱり今作のターゲット層は、当時デジモンを見ていた、今は大きくなったおねぇさん方なのだろう。イケメンに育った少年達が悩ましく思案にくれるさまを愛でる為の作品だ。
故に、男子目線としては太一のグズグズッぷりに色々複雑な思いで見てしまう。
