濱口竜介監督の映画は、一言で言うとすれば
あらゆる“途中経過“を描いている気がする。
それは単なる通過点でもあり、描かれている以前の時間の中にも多くのドラマは存在していて、描かれた時間の後にもまだド…
関心を一心にもってもらえることの《幸せ》。
(1) 相手を「大切に想う」って、一体何なのだろうか。「好き」とは何なのだろうか。忙しさを理由に、100%の関心で、隣にいるその人に向き合えないことが、…
5時間17分もある濱口竜介監督『ハッピーアワー』を、スキマ時間に観ていて、ようやく見終わった。
長かったけど、緊張感を持って見入ってしまうシーンも多くあって良かった。ワークショップ、クソ夫コウヘイ…
5時間17分。家じゃ必ず見れないし、見ないであろう映画である。どうしてここまで長くなってしまったのか、そんなに気合入れなくてもいいじゃないかと思っていた。流石に2回休憩を入れて見たのだが、1回目は、…
>>続きを読む濃すぎるわ。5時間あるので映画からえる情報と印象の質量が半端ない。コミュニケーションとは、会話とは、人間とは、関係性とは、他人とは…。あまりにも生々しい、リアリティのフィクションの゙原液をぶつけられ…
>>続きを読む通算5回目の鑑賞ながら苦痛の317分にならず、至高の317分となるのは今作と私の感性とが完全にウマが合ったからだろう。4人の女性の受難と連帯の歴史などと言えば聞こえは良いが、それぞれがそれぞれの関…
>>続きを読むそれぞれの立場と価値観があり、それによりすれ違いが生じる。
それを認識して、自己と他者を理解しないと。そして他人と接するべき。
オールナイトだったけど3部は疲れた。
脳がクタクタでした。
欲…
威圧される、どこか恐怖すら感じるようなロングショットやこれでもかってくらいの会話の連続のなかに、なぜかそこから心を離す事ができない魅力がそこにはあって、317分という長さの中に一切の無駄なんて感じな…
>>続きを読む(C)2015 神戸ワークショップシネマプロジェクト