始めは、友人間や家族間での距離感がみんなぎこちない気がして、絶妙な距離感だなと思っていました。みんなそんなに演技経験はないのかな。そう見せていたのかな。各々の現実と重なるところを含めて作っているのかな、それっておもしろいな。と思いました。
それぞれの人物に感情移入もしないし、愛着は湧かなかったけど、変な人たちだなぁ、人って変だなぁ、おもしろいなぁと。
のぞいている感じで見ていたと思います。実際にここに関わりたくはないんだけど、でも外から見たら似たようなもんなのかなぁとも思いました。
人との理不尽とか親子間の思わぬ残酷さとか、いろんなものが詰まっていました。
なんだか、大人…でも、大人なようで大人じゃない。なんだろうね。
終わりに近づくと、だんだん彼女ら、彼らがどんな人物なのかもっと知りたくなった。
直接全部見せずに、会話でなんとなく展開がわかったり、見せていた日常が会話だけで見えたりするのが好きでした。