ケンジモンデン

メン・イン・キャットのケンジモンデンのレビュー・感想・評価

メン・イン・キャット(2016年製作の映画)
4.2
犬派・猫派という派閥がこの世にはある。
振り分けの仕方は「犬がより好きか、猫がより好きか」という質問だ。
しかしこの派閥は単なる好みを問うだけでなく、
縦関係を重んじる人は犬派、
自由な関係を好む人は猫派という
性格診断にも通じるものがあるという(しかもあながち外れていない)。
さて皆さんはどちらでしょうか?

犬派の皆さんは
もしかしたらこの映画を観ても心ときめかないかもしれません。
しかし猫派の皆さんは
思うはずです。「いい。」と。
…いい。(猫派)
そんな映画、「メン・イン・キャット」です。

あー、猫になりたい。
主人公は不本意ながら入れ替わってしまったけど、僕なら喜んでなるわ。
猫の姿でも何とか家族のため会社のためにがんばるお父さん。でも普通に姿は猫なのでそのがんばりモフモフに思わずこっちの顔がほころぶ。
このふてぶてしさがたまりません。
とりあえずこの猫の名前の「Mr.もこもこパンツ」に何回笑いを耐えられるかが見るときのポイントです。
最後はハートフル、飽きることない87分。

「『ペット』より可愛くて『テッド』より笑えるニャンだふるコメディ!」
このキャッチコピー考えた人に拍手。