主人公の見た目が、半グレと化した野原しんのすけにしか見えない。見方によってはマサオくんにも見える。
奴の実家にいた山姥はみさえに似てる。
こういうインディー映画超好き。予算が無い感じが凄くいい。
2人の主人公、硬派で昔気質のリーゼント不良と、現代風のこの世の終わりみたいなクズ不良がわかりやすく対比されてる。
喫茶店のシーンがめちゃくちゃ怖い。
どうやら監督はあの闇落ちしたしんのすけ役として出演してるらしい。
どうみてもカタギには見えない。普通の人生生きてたらあんな人相にはならんだろwww
なんというか全体的にリアルなんだよねこの映画。
表上は他者に対して凄むヤクザも、ボロボロの事務所で親分だけが常勤している。その親分の家もボロボロの団地住みで障害を持つ息子をギリギリで養ってる。現代のヤクザの現状がよく描かれてる。
大麻アパートでの描写やコカイン吸引シーンなんかも、超リアル。
種子をシーシャで燃焼させて吸引するシーンや大麻クッキー、大麻ハンバーグと、様々な調理方法が出てくる。
コカインの粉も鼻で吸えなかった分は余すことなくペロペロする。
多分実際に経験した事あんだろうなあれ·····
常に汗ばんでるとこもジャンキー感が出てて恐ろしい。
劇中で流れる四街道ネイチャーが最高過ぎる。
赤字!惨事!
間とか演出がインディーズ感満載だけど、中々味があって良かったっす。