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パッセンジャーのanのネタバレレビュー・内容・結末

パッセンジャー(2016年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

120年かけて惑星に向かっている宇宙船の中
約5000人の中で
冬眠装置の故障により
90年も早く目覚めてしまった1人の男性

冬眠装置には戻れない
たった1人で
宇宙船の中で一生を過ごさなくては
いけなくなった......
人はその時、どういう行動を起こすのか。

葛藤と罪
愛する事と嘘

そんな中、
どんどん宇宙船が壊れていく
原因に立ち向かう

そしてどんな結末を選ぶのか。



彼が目覚めなければ、
5000人の命は
無かったかもしれない。
全てが運命だった。

とても綺麗な映像だった。
中の娯楽は世界をめぐる乗客船の
デジタルが強化された版という感じだった。
リアルだが、5000人は捌ききれなそう。

乗船システムがリアルだと感じた。
ランクがあり、
良い部屋と一般的な部屋とある事や。
定価で乗船、もしくは条件付きの乗船で生涯働く何%かをずっと会社に支払い続けるなど、本当にあったら有り得そうだと感じた。
とてつもなく膨大な金額で全てを作るが、莫大な資産を得る感じが、リアルだと感じた。


最後のラストが
デジタルと真逆でとても神秘的だった。
結局、求めるものは
スタイリッシュなものよりも
自然なのかも知れない。

少しだけ気になるのは、
2人の間に子供は出来なかったのか。
食べ物を何十年も食べていたと思うので、
着陸の何週間前に5000人が起きた時、
もしかして少し
問題が起きそうだなと感じるところ。
それはまた、別な物語なのかも知れない。
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