このレビューはネタバレを含みます
最初観た時には、宇宙船版オデッセイ?
中盤は孤独やエゴから生まれる恋愛の話?
後半はヒーロー映画かー
というのがダイジェストな総評
どのパートも好みだったので
とびきり最高!感動!って映画ではなかったけど
特に今個人的には、ピッタリ観て良いなあと思える作品だった
その女性が気になるきっかけは偶然かもしれず
求める理由は自分のための救いを求めたエゴかもしれず
とはいえ知れば知るほど
顔を見て名前を唱える度に想いが止まらず加速して
かといって相手からしたら勝手すぎる
巻き込まれでしかないが故に
絶対に手を出してはいけないとブレーキをかけ続ける
完全に男側の事情しか描いてないのは百も承知で
端的にやや皮肉かつコミカルにけど的確に描写されてて
あるある。と共感もできて
そこからこの作品のストーリーの顛末にグッと興味がもてた
序盤の宇宙船の中の
孤独な目覚めと絶望の描き方も好きだし
まあ結末はある程度想像できたし
加速する御都合主義だとも思うけどエンタメSF映画として好き
オデッセイと同じく
SFスペース映画ではこのくらいの明るさがある映画がいい