jk

パッセンジャーのjkのレビュー・感想・評価

パッセンジャー(2016年製作の映画)
4.0
近年のSF映画の中でもかなり現実的な要素を盛り込んだラブストーリー

はい。それもそのはずで
sony picturesが制作したこのパッセンジャー。
突然ですが皆さんはSONY本社へ行ったことがあるでしょうか?
品川にあるSONY本社の1階は誰でも入れるかつSONY製品が展示されているエントランスになっています。
そこのテレビでパッセンジャーが広告映像として多く使われていたりと自社作品だからか熱が入っています。

さて、なぜSONYのステマみたいなことをしたかと言うと笑
劇中にでてきた棒状の物体から映像がシュビン!と出てくるアレなど、至る所にsonyロゴが隠れていたのにお気づきだったでしょうか!これはsonyのクリエイティブセンターと共同して制作した物が数多く映画に登場しているのです!
また、アヴァロン号等のセットもロケ先で実際に制作しているので、CG感のない、リアルなセットも見所でしたね〜!
実際に役者さんも演じやすかったのではないでしょうか。

ストーリーも、ジムは完全なる悪役なのに結果的にはオーロラに許されている。私個人としてはこういうキャラが許される度になぜ許す!?となるのですがジムには嫌悪感を覚えなかったです。
何故なのか、恐らく宇宙という見ず知らずの場所でたった一人目覚めてしまい、しかも周りを見渡せば眠ってはいるが生きている人間がそこらじゅうにいる環境。
これで耐え続けろという方が酷かもしれないと感情移入してしまいました。
しかもローレンス・フィッシュバーンの使い方が贅沢すぎる笑
強いて言うならローレンスが出るところだけ無理矢理感がありました笑

ただ、全体的には映像もとても綺麗だし細部までこだわって作ってありとても楽しめる作品でした!
jk

jk