のんchan

オーレリ・デュポン 輝ける一瞬にののんchanのレビュー・感想・評価

4.2
『ダンサー イン Paris』を観る前に、予習がてらセドリック・クラピッシュ監督の美の世界、映像の雰囲気を覗いてみたくて。

監督と言えば『スパニッシュ・アパートメント』『ロシアン・ドールズ』『ニューヨークの巴里夫』の3部作のように青春映画が有名。


今作はパリ・オペラ座バレエのトップエトワール、オーレリ・デュポンに密着している。
もう、筆舌に尽くし難い美貌なので、どこからも何を映しても画になる。
子供の頃から大勢の中で踊っていても光るものが違う、一目瞭然。そのまま25歳でエトワールとなったトップダンサー。
プライベートにはほとんど触れていないが、妊娠してほぼ臨月状態の姿も映る。そして出産して5ヶ月後には復帰して一線に戻っている。どれほどの努力が必要なんだろう。

パートナーのマニュエル・ルグリは人柄も良さそう、癖のない踊り易そうなダンサー。
エトワールは42歳半になると引退が決まっているらしい。
ルグリの引退の舞台も映している。
長年のパートナーを組んだ関係性は縁も運もあっただろう。

前半はクラシック。そして後半にはコンテンポラリーを魅せる。
やはり私はコンテンポラリーが堪らなく好き💓
好きなものは単純に好き。
きっと監督もダンスがただただ好きな世界なんだと思う。


さあ〜、いざ『ダンサー イン Paris』の舞台へ飛んで行きたいと思います🎵
のんchan

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