スパイダーマンの中ではワースト1位でした。
つまらない訳ではないけど最高に面白いというわけでもない。
期待しすぎたのもありますが、特に心を動かされるような場面も皆無で本当に記憶に残らない薄い映画でした。
少年としてのスパイダーマンの成長記を描きたかったのは伝わりますが、作中でスパイダーマンが大きな成長をしたような場面は見当たらず、
｢いうこと聞かなかったから怒られちゃった。挽回するために頑張ったら褒められた｣と、ただそれだけです。
これが正しいスパイダーマンだ！っていう型がある訳では無いですが、あまりにも幼稚なスパイダーマンにガッカリしました。原作のどの次元のスパイダーマンもおじさんの死によって人間的に何かが変わるという描写がありますが、この映画ではおじさんの死に対してはドライ。ずっとスタークスターク言ってるだけの生意気な子供でした。
あと申し訳程度にフラッシュ等の原作キャラを出していますが、原作と離れすぎててそこも残念でした。
ボロクソに言ってしまいましたがストーリー自体は普通に面白い方だと感じました。しかしなんだか子供向けの道徳映画のように見た後は何も感じない、何も残らないそんな映画でした。
ただしハンドシェイクはなんか癖になって友達と練習するほど記憶に残りましたけどｗ
それと映画の評価とは関係ないですが、エンディングの関ジャニは｢これいる？｣と疑問に思いました。
