うーん、全部見直してみたけどやっぱりトムホのスパイディはあんまり好きじゃないんだよな。
映画としての完成度というよりもやはりキャラクターがあまり愛せないというか、、、
コミカルで愛らしいところが売りではあるものの、個人的にはヒーローとしての決断を恥ずかしいくらいドラマチックに描いてほしい。結局オチャラケの印象しか残らず終わってるんだよな。そしてなにより機械仕掛けのスパイディがあんまり…機械頼りであんまり蜘蛛に噛まれた設定意味ないんじゃないの？って思っちゃう。機械はウェブシューターだけでいいよ。
自業自得の破壊行為への反省は全くないのも今作のテーマと合ってない。だって冒頭でトニースタークの破壊行為を述べて始まるのに肝心のスパイディはそれと同じ事やって向き合わないって、、、それって冒頭の会話の意味ないじゃん！
あとやっぱ昔話を削ったおかげでトムホスパイディの覚悟というか、なぜ悪事を見過ごせない男なのかも説明ない分、本当にどうしようもないガキになっちゃって、前半はイライラしかしないなあ。そういう作りにしてるのは分かるんだけどね。
あとトニースタークよ、お前結果が良ければどうでもいいのか。せっかく説教して良いこと言ってもそれじゃ説得力マジでないぞ。
もちろん良いシーンも沢山あるし愉快な映画ではあるんだけど、好きな映画ではないかな。
マイケルキートンの車内での脅しっぷりは凄く良かった！
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