LEO

スパイダーマン:ホームカミングのLEOのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントとマーベル・スタジオの大人の事情で、ついにMCUのメンバーになったスパイダーマンの第1作目。
ついにスパイダーマラソンも終盤に差しかかりました!

原作や以前の2つのシリーズで描かれた、特殊なクモに噛まれた影響で超人になったことやベンおじさんの死などスパイダーマン誕生のきっかけとなる出来事については一切語らない潔さw
だから本作が初スパイディーの人は、ちょっと意味不明な部分があるかも。

今回のヴィランは根っからの悪人でもなく、学校で気になる女の子の父親という普通の人で、その狭間で揺れる15歳の男子が、気になる子にも憧れの大人に認められたくて思いっきり背伸びしながら、青春もしながら戦うストーリは斬新!
凄く良き!

それに新しいピーター・パーカーを演じるトム・ホランドも、なんか若き日のマイケル・J・フォックスみたいな軽快な感じでとても良いし、MJ演じるダークヒロイン的なゼンデイヤがコレまた。
初代MJとは真逆のキャラを見事に演じ、一見単なる脇役なのにメチャメチャ目を惹くなんてホントこの人の演技力は凄い。
なんか今回「良い!」とか「凄い!」ばっか使ってるなぁ、ワシ。

サブタイトルの「ホームカミング」は、スパイダーマンの版権が返ってきたマーベルが「ヒャッホーイ!」ってつけたそうです。
「我が家に帰ってきてくれたぜい♪」と。

いやぁ、スパイダーマンを軸にマーベルがまたまた本気を出してきそうですなぁ。
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