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劇場版 弱虫ペダルのKEYのレビュー・感想・評価

劇場版 弱虫ペダル(2015年製作の映画)
2.0
ファンムービーとしても中途半端な作品。
良い点としては、アニメ3期までのキャラクターを全部活かしてきたことです。また、新キャラも登場します。



出来が中途半端すぎて全く満足しません。アニメ版の良かったはずのラストを、何故わざわざ崩しに行くのか。疑問に思うレベルです。
まず最初にファンムービーとしても物足りないと言ったのは、IHも終わり今回は3年との別れ、引き継ぎを描いた作品のはず。なのにその描写はほぼゼロで、キャラを掘り下げてすらいない。これは何のための映画化なんでしょうか。

そしてストーリーですが、そもそもこの映画にストーリーなんて存在しません。音と映像だけです。ストーリーは明らかに90分でまとまりきっていませんから。そもそも映画化に無理があったのでは?
また、映像はともかくBGMやシーンのカットも良くありませんでした。

結論、今作ではアニメ版弱虫ペダルの世界観の復習にしかなりません。

パンフレットは良かったです。
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