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カミーユ、恋はふたたびのtetsu22のレビュー・感想・評価

カミーユ、恋はふたたび(2012年製作の映画)
4.3
40歳の容姿のまま、16歳の自分にタイムスリップ。現実では起こりえない出来事を、さもありそうな演出でリアリティを持たせる。映像、音楽もお洒落。過去に登場する人々は、あくまでリアル。カミーユだけが、その内面だけが、変化している。両親や未来の旦那とのやりとりはいろんな示唆に富んでいる。変えられない運命。変えられる感じ方。会えなくなるとわかっていれば、、というのは誰しもが事後に思うこと。事前にできない難しさ。

もっと単純なファンタジーだと思っていたけど、観てみれば哲学的で深い。でも難解ではない。面白い作品。ただのファンタジーなら容姿も16歳にした方が見やすいけど、おばさんのままだからこそ、感じる部分が多いのだと思った。
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