普段からよくロードレースを見るものとして、見ないわけにはいかないだろうと。
自分がロードレースに興味を持ち始めたのはランスが復帰し、ツールで3位になった年から。劇中のコンタドールが5割り増しくらいにクソ生意気な若僧でウザいwあの年のコンタドールは可哀想なくらい一人ぼっちだったんだぞ…
全体を通してレースシーンはめちゃくちゃリアル。普段のレースと変わらないカメラワークでも迫力で劣ってない。ただここまで再現度高いと映画としてはどうなんだっていうのはあるかも。創作物では普段絶対見れないような映像が見たい。
ランディスが重要な人物として描かれているのはおもしろかった。あの役者の顔つきとか最高。欲を言えばスーパーランディスとハッキングで捕まるランディスも見たかった。
ランスの人生に焦点が絞られているから、2012年にランスがドーピングを認めたことがいかにショッキングで大きな影響があったかを伝えてくれなかったのが残念。
あの当時はまだランスはやってないって信じている人いたから。
ドーピングはロードレース界全体の問題で、ランスだけの問題じゃないっていうのはWikipediaでここ20年くらいのツールドフランス優勝者を調べればよくわかる。