このレビューはネタバレを含みます
可もなく不可もない感じ。
直球ネタバレをすると昔事故で死んでしまった学生の亡霊と、彼を亡くした(おそらく)恋人とその娘による復讐劇。
終盤の絞首台のシーンは恐怖の煽り方が上手いし、なるほどなと色々繋がるので割とスッキリした気持ちになる。冷静に振り返ればめちゃくちゃ気になるところあるけどね。
上映の前夜にたまたま機会があったから殺す。ついでに腹立つ2人も殺す。という感じで、仮に上映されていれば劇中で殺す予定だったのだろう。リースは惚れさせられた時点で詰んでいたね。曰く付きの演題を復活させるなんて頭おかしい??と思っていたけれど、ちゃんと理由づけになっているのもヨシ。
1番気になるのが、「復讐相手そいつでいいの??」というところ。あんだけアクティブに動けて生者が協力してくれるなら、元凶になったリースの親父をやりにいけよ…。
序盤が長すぎたのがイマイチだったし、カメラを回し続ける意味が無かったので不自然なだけになっていた。その辺をもう少し上手くやれた気がする。
観るからに低予算だが、無理のない小道具やCG、舞台設定を鑑みると、低予算という縛りの中で見れば佳作と言えるかもしれない?