実話ベースの映画。
警官から銃を奪った被告ブライアンが、裁判所から脱走。銃殺や逃走の果てに、シングルマザーのアシュリーを人質にとる。
ブライアン役のデヴィッド・オイェロウォ、アシュリー役のケイト・マーラの演技は大変良くて、クライムスリラードラマとしても緊迫感があり、展開にどきどきしながら楽しめたのですが。
何がイヤかって(笑)
このテの実話に基づいた映画につきものの、EDテロップに関係者のその後の写真や映像が流れて後日談が語られること。
後日談はいいのだけど、すげぇ過剰なんですよ。派手な歌(ゴスペル？)にのせて、アシュリーが出演したトーク番組に本の作者まで出てきちゃったりして。宣伝か。こうなってくると、本の内容も何だかいかがわしく感じる(笑) 本じゃなくて、子を想う親のこころがキーだったんじゃなかろうか。
本編のシリアスなムードとのギャップに興ざめしちゃった。後日談はシンプルに語ればいいと思う人なのでそれが残念だった。
