このレビューはネタバレを含みます
暇になったタイミングで録画していたものを鑑賞。
絶対こんな風になって欲しくないと心底思わされる話だった。便利な社会は理想だけど、人権やプライバシーというものも忘れてはいけないし、むしろ軸に据え置くべきなんだと思う。
話の内容的には今や将来とリンクする話なので面白かったけど、最後はそういうオチ?という感じでいまいちだった。単に仕返しをしているだけで何の解決にもなってない気がする。あそこまで一種のカルト集団的になっちゃうと、一人一人が自分自身が完全透明化される立場になって考えてみるというのは大切だと思うけど、メイはそれを経験してるからこそもっと違う手段があったのでは?と思う。それにせっかくタイ・ラフィートと知り合いで親密な間柄なのに、思ってたより役に立ってないし、もう少し根本的な解決にも繋がるような終わり方にして欲しかった。