Pocalishead

光のノスタルジアのPocalisheadのレビュー・感想・評価

光のノスタルジア(2010年製作の映画)
1.5
組み合わせのセンスが良い。それだけ。

個人的にもっと星の話が聞けることを期待し過ぎたので、骨を探している人たちの気持ちとかが出すぎてて、残念なことにあまり感情移入できなかった。無理矢理繋げた感。インタビューでも比べものにならないって天文学者さん答えちゃってたし。宇宙はもっと冷たくて広くて暗くて過去のことなんか考えてられない。

偶に私は虫を見るような目で人を見る事があるけれど、だいたい思っていることなんか言わなくても行動でわかるし、個々が持つ感情なんかどうでも良くて、言葉にする意味も本当は人間社会にのみ必要なことが多いだけであって、本来はただの物質でしかなく、感情も要らないものだと思う。感情を持ってよかったと思うこともあるけど、だいたい要らないことの方が多い。

映像も言うまで凄くないし、ドキュメントとしてもただ万人受けする感じで、わざわざ映画館で観ることもなかった。

過大評価されている点は何だろう。歴史を知るというところでは確かに良かったけど。