どなべ

光のノスタルジアのどなべのレビュー・感想・評価

光のノスタルジア(2010年製作の映画)
1.0
同業者として、この仕事を必要以上に神秘的に描いているのが気に入らない(というかリアリティがない)

「澄んだ空は天文学者たちの前に、宇宙の謎を解く鍵を照らし出してくれる」
空気が乾燥しているというだけのことをこんな周りくどく言う学者なんかいない

科学が宗教や人文学と元は同じと分かった上で、人の主観の入り込まない部分を切り取ろうとしてるのに、まるで新発見のようにいっしょくたに語るところとか、なんも分かってない

ゴダール見させられた哲学者と同じ気持ちだろうね
どなべ

どなべ