リーサル・ウェポン4で意気投合したのかメルギブソンと李連杰が製作総指揮を務める作品
嫌いにはなれない一本だった
正直ストーリーはツッコミどころ満載で、お世辞にもいいとは言えない
やっぱり例にもれずマトリックスを意識した作りになっていて、修行シーンの服なんかはモロ
四大元素を元とした力で戦うというスーパーヒーロー映画のような要素もある(五つ本当はあるとか言ってたけどなんだったんだろう……
そして禅問答なんかもありオリジナリティは感じられず、夢の中に敵が侵略してくるシーンなど退屈なシーンもなくはないんだけど嫌いにはなれない
多分その要因として一番大きなものはビリーゼイン
彼を意識して見た作品はこれが初めてだけど彼のニヤケ顔がとにかく印象に残るし、説法中に水たまりをチャリで走ったりと行動や言動が面白い
それをどう感じるかで結構本作の評価は変わってくるような気はする(マジで
アクションはチンシウトンがアクション監督なこともあって当時のハリウッドアクションの中では面白い方に入ると思う
スローモーションや撮り方で誤魔化している感じはなくはないけど、結構本人がやっていたりもして好印象
不満としてはとにかく敵が少ない笑
世界の命運を左右する戦いなのに敵の手下が四人しかいないのは流石に選りすぐりとはいえどうなのかとは思った
あと四大元素の設定がせっかくあるならちゃんとパンチに火がまとうとかそういう工夫がアクションにあったら良かったかなとは思ったり
とにかく設定の割にミニマムかなとは少し思ったりした
不思議な魅力のある一本
僕は好きですがオススメはしません笑
