世界観や楽曲、ファッション、ヘアスタイルなど2000年代らしい懐かしさを感じる良さがある一方
メチャクチャな内容に勘弁してくれとなるジンレンマ作品
【概要】
シャドウメンという遥か昔、宇宙で犯罪を犯し地球に流刑された者たちがおり
彼らは地球で人間を殺すことを快楽とし殺しまわって過ごしていた
しばらくしてシャドウメンのボス・スレイトは人間殺しに飽き宇宙に帰りたがるように
そんなスレイトは地球を破壊することで自由になれるのではと考えだす
その為にとある石碑を手に入れ、それを解読することで「ヴォルテックス」という破滅の扉を開き地球を破壊しようとしていた
その中、シャドウメンの一員だったオースは光の戦士との戦いに敗れ改心し
来るべきスレイトとの対決に向け仲間を選び鍛え上げていく
【感想】
悪い点から言うと
オースがシャドウメンと戦う理由が改心し人類を守るためでなく
地球破壊したら宇宙に戻れるのではなく永遠に暗闇の中に閉じ込められると知ったからという
なんとも自己都合な理由や
そもそも地球を宇宙の刑務所として勝手に犯罪者放り込んでは
犯罪者を地球で好き放題させてる設定がクズ過ぎておいおい、という感じで
その他にも不快になり得るツッコミどころが多く総評としてはイマイチに…
ただ、評価できるところも多く
まず出演者が
「タイタニック」やコミックヒーロー映画「ザ・ファントム」の
ビリー・ゼイン
セガールとの共演が多い
バイロン・マン
「プリズンブレイク」「ウォール・ストリート・ダウン」などの
ドミニク・パーセル
と面子がすごい
製作もメル・ギブソンとジェットリーという謎作品
また、アクションや世界観が2000年代映画らしいもので
今の時代なかなか見られないような物になっているのが👍️
アクションはジェットリーが製作に関わっているということで
香港映画スタッフが関わっているのか
刀バトルや格闘戦にそれらしい
カメラワークやワイヤーアクションが見られ(調べたら格闘技振り付けはチン・シウトンでした)
この時代のマトリックスやアンダーワールドのような
ジャンルをごった煮したアクションでなんともな感じでした
今作、笑えた点はいくつかあったが特に
スレイトが直立状態で「でやーー」と叫びながらで真上に飛んでいくのがシュールで面白かった
今の時代、80,90年代のワンマンアーミー映画が一周してまた再燃してるけど
2000年代のマトリックスやウルトラヴァイオレットなどのジャンルごった煮
独自のアクション展開する映画ブームもまた来るのだろうか…
来てほしい
世界観やビジュアルは好きなので今後見直すと思う 笑