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荒武者キートン/キートンの激流危機一髪!のTaulのレビュー・感想・評価

5.0
活弁ライブで『荒武者キートン』を鑑賞。場所は宝塚文化創造館で宝塚音楽学校旧校舎という由緒ある建物。大森くみこさんの活弁、天宮遥さんのピアノというお馴染みのコンビ。映画を200%面白くする話芸と音楽、子ども達の笑い声が響くホールの雰囲気も良くて、これまででも最高の活弁ライブ体験だった。

『荒武者キートン』(1923)初鑑賞。汽車アクション、 シチュエーションコメディ、恋愛要素のミックスが良くて、まとまりのいい作品。犬の使い方も最高だ。本日の活弁や解説で知ったが、100年前の作品だが舞台はさらに90年以上前の1830年頃で、当時の汽車や自転車の元、銃や懐中時計、NYの再現などが精緻でそれも見ものだった。

活弁ライブという鑑賞体験は大きいが、キートンで見た10本くらいの中では『キートンの探偵学入門』と並んでベスト。
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