おススメに上がってきて、前知識なしで鑑賞。
これが・・・とても良かった。のっけからジュリア・ロバーツの壮絶な演技で引き釣り込まれちゃった。
キウェテルに共感しつつ筋を追うんだけど、ニコールとジュリアが実に良い。二人の演技対決を絶妙に引き立てるキウェテル・イジョフォー。
正義は人の数だけある。キウェテルの燃える正義は、残念ながら別の死を引き起こしてしまった。ジュリアはなぜかそこに水を差す存在。ニコールも冷静で、中間管理職としての立場をわきまえつつ、時に女性的魅力を意図的に使う。
男性優位の職場では、女を捨てて男以上の結果を出すか、普段は控えめで超真面目でもTPOに応じて女性的魅力を使う、まさにニコールのようなタイプが出世していくのだな、チラ見せ、ささやき、テクニックの宝庫では・・・などと途中余計なことに感心してしまった。
そして・・・ストーリーは予想外の展開となり・・・自分は最後にジュリアが自死するのかと思ってしまったけど、そうはならなかった。あの銃弾は誰に向かって放たれたのか。想像する通りなのか、それとも。。。
