恐怖ノ白魔人のせのネタバレレビュー・内容・結末

サイコパス毒親映画。
途中まで無駄に80's臭も漂わせてたけど、その要素は漂わせるだけで終わってしまった。

今作最大の問題点は白魔人とは何なのかという事であろう。
序盤のやり取りを見るに、パピーが化学兵器を使用した際の副作用によって、重度の遺伝子疾患の子どもが生まれてしまったという事のようだけれど、それにしたって何故ああなるの？という部分は何も明らかにならないので謎。
単なる病や特殊能力の発現ならばまだしも、フィジカルのパラメータがチグハグでバグるって事ある？

そのパラメータもだ、ハゲでクソほど背が高く死ぬほどパワー系なのに関節グネグネぬるぬる系で自制心ぶっ壊れ系なのに、知能とωは6ちゃいで、その割に洗濯機の件でだけいきなり何か高度なやり方をしてくる。
特徴列挙してて思ったけど魔人って単語も別に合ってないよね？
いっそ黒魔術とか分からなくても諦めのつく理由で産まれた生き物であった方が見ていてスッキリしたかもしれない。

とりあえずパピーの家族に対する執着心の方がよほど怖かったですまる
オチもそっちがメインだったしね。