真っ暗な画面印象的な音で始まる
何の音だろう…と引き込まれた
そしてエンディングの清々しさ
素敵な俳優さんたちが演じる失われつつあるかもしれぬ日本人の美徳、それは
慎まれよ
の一言に尽きる。
己の不幸を社会のシステムのせいだと言ってしまうのは簡単
絶望して引きこもるのも、ことが起きて自己責任だと責めたてるのも簡単
欲しいのは、あたたかく励ます言葉、見守る眼差し、
そしてこの土地を出て新天地を求める人に伝わるエール
思い出したのは、アフリカのことわざ
この土地は先祖から受け継いだ土地ではない、
未来の子どもたちから借りている土地だ
という言葉。
名を残すことのない人たちに支えられて
今があるということ。