機内で鑑賞。
妻夫木くんをこの映画を観た後に「怒り」を観たので、あまりものGAP驚きましたが、
俳優としてそれだけ演技の幅が広がったという事で拍手を贈りたいです。
さて「セオリーC」という言葉をご存知でしょうか?
Aという事象とBという事象がある時に一見両立しないA、Bを解決する解決策の事です。
ビジネスシーンにおいてもこのようなケースが良くありますよね。
まさにこの映画は、セオリーCを描いた作品です。
「A」藩からの年貢が重くなり生活が苦しくなり夜逃げをしないと生活が出来ない。
「B」夜逃げを減らさないと、さらに一人当りの負担が増え、町が破産に追い込まれる。
この相反する事象のセオリーCが
「藩に大金を貸付け利息を巻き上げる」
見事な「セオリーC」ですね〜
アイディアは出る事は良くあるが、何かと出来ない理由を考え、実行に移せない組織が多いのではないでしょうか?
その難題を町のビンボー庶民が一丸となって遂行する過程が面白く泣けてきます。
こんな素晴らしい実話が250年前にあったなんて。。。
もう一度、DVDでじっくりと鑑賞したい作品です。