このレビューはネタバレを含みます
母が家を出て駆け落ちしてから15年ぶりに祖父母からの連絡。子供たち2人で祖父母の元へ1週間遊びに行くお話。
ストーリーが進む中で、祖父母のことを知った人が何人か出てきたがどのタイミングもちょうどよく祖父母がその場に居ない。
薄々真相に気づいていたがそれが確信に変わるシーンはゾクゾクした。
父が出て行ったことにより
母だけでなく子供たちも相当精神的ショックや後ろめたさがあった様だが、最終的に死という恐怖に立ち向かう中でそのトラウマにも打ち勝ったんだと感じた。
ベッカが自作の映画の中で母の存在を暗示するためにかけると言っていた曲がラストにかかっていたことも印象的。
ステイシーの首吊り(自殺?)は少し謎が残る…お世話になったカウンセラーの夫婦が病院から抜け出したであろう精神のおかしい偽祖父母によって殺されたという現実を受け入れられなくなりパニックを起こして自殺したのか?…分からない。