シャマラー、あるいはシャマラニアンを公言してはばからない私ですがタイミングを逃し、ようやく鑑賞しました。
（ちなみに私の一番好きなシャマラン監督作は「レディ・イン・ザ・ウォーター」です）
ハァもう最高じゃないですか！やっぱシャマラン天才だわ…めちゃくちゃ笑いました。ホラーなのに。
まだ感想などをちゃんとチェックしていないんですが、おそらく多くのレビューで「恐怖と笑いは紙一重である」と書かれているんじゃないかと思います。一言で言うならそれ。
やっぱりあの、ゲ●とかウ●コは卑怯ですよね。いい意味で。実際その場になってみたら超パニックかもしれませんけど、たぶんこれは笑っていいやつだと思います。
いや冷静に考えたら笑うよねこれ？っていうネタをこれでもかと、クソ真面目な演出で綴っていくんです。本作はいわゆるPOV映画ですが、テクニック的にも相当面白いことをやっているのではないでしょうか。
専門的なことはわかりませんが、一流の人がきちんとしたやり方で、きちんとふざけている感じというか。めっちゃ笑った、って書きましたけど、怖いところは本気で怖い。そのバランスが最高。
ただし万人には勧めにくいとこもあります。ある意味シャマラニアンの踏み絵的な映画のような気がしなくもありません…。そして私はこの映画が好きな人と仲良くしたいと思いました。
おまけ：
キャストがほぼ無名俳優なんですが、全員が完璧。特にばあちゃん、弟はすごい。あのキャラ設定というか存在感は一見の価値あり。
特典映像でシャマランが言っていた「キャスティングという仕事は面白く、監督の仕事の８割という人もいる。だが堕落が特に生じやすいのもこの分野。自分の好き嫌いや知名度に頼ってしまったり」を、某日本人監督に聞かせてやりてえな！！と思いました（まだ怒ってる）
