ノットステア

Bloodrop 3Dのノットステアのレビュー・感想・評価

Bloodrop 3D(2011年製作の映画)
3.7
○感想
絵の中に入るという発想はよくあるものだと思う。

以下、ネタバレあり













けれど、触ったものがどんどん2Dに変わっていくという発想がおもしろかった。



○あらすじ
線路沿いの古アパート。1人の男。窓から入る風が壁に飾っていた絵の額縁のガラスを割る。そこから1通の封筒を男は見つける。絵の中に入れることに気づく。室内の風景画だが、中を見渡すと女がいる。男は絵の中に入る。
男を警戒する女。男はなぜか猿のような動きをする。
男が椅子に座ると転ぶ。男が触るものが平面になっていく。
だまし絵みたい。男が女に触るとそれは絵になる。
男は絵になった女を自分の部屋に投げ入れる。男も自分の部屋に戻る。絵の中の世界が崩壊していく。
女は実体になる。女の手に血がついている。床に散らばったガラスを触ったためだろう。
カメラが引くと、男と女も別の部屋にとっては絵だとわかる。