原作は未読だけど、作家の妄想が人生の最期に見せた快楽といったところ。
作家に寄り添う少女の赤子が金魚という設定もすごいが、その後も幽霊が登場したり、奇妙なダンスを見せたりとぶっ飛んだ場面が続く。
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原作は1959年に刊行
なんとも独特な世界観
映像よりも文章読んだ方がわたしは好きになれるかもしれない
例えば「飲み込んでお腹の中ひと泳ぎして口に戻ってくる」という行為も文章で読めばなんだか可愛…
存在しているようで存在していない。
見えているようで見えていない。
恋をしたくても…。
踊る跳ねる姿と赤いドレスが正に金魚でしかなくて、。
赤色がこんにもメルヘンに映える映像がすごく美しかった。
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私も二階堂ふみちゃんに「おじ様」って呼ばれたい…
改めて映像で観ると本当に室生犀星って悲しくて素晴らしいな、なんでこんな話書けるんだろう
いい役をいい役者さんが演じてる
エンディングの2人のダンスが…
狂い咲きサンダーロードの監督なので鑑賞してみたが…才能枯れたな。
この監督は他にも高校大パニックのセルフリメイクや1/880000の孤独が大傑作なのだが。
本作はタイトルの通りなんだかねっとりして…
『蜜のあわれ』製作委員会