ひろぽん

映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年のひろぽんのレビュー・感想・評価

3.3
劇場版『ちびまる子ちゃん』3作目
TVアニメ25周年記念作品

世界の5カ国からやってきた少年・少女6人の外国人が日本にホームステイする中でまる子たちと友情を育んでいく物語。


ブラジル、インド、香港、アメリカ、ハワイ、イタリアと世界各地の小学5年生たちがちびまる子ちゃんの世界へ登場するグローバルな世界観。

主にイタリアから来た少年アンドレアとその祖父にまつわる家族愛のお話がメイン。アンドレアの日本にやってきた目的と、なぜまる子のことが好きなのかという事を紐解いていく巧みなストーリー構成はほのぼのする。


ブラジルから来たダンスが大好きジュリア🇧🇷
インドから来た変人シン🇮🇳
香港から来た可愛いシンニー🇭🇰
ハワイから来た食いしん坊のネプ🌴
アメリカから来たマーク🇺🇸
イタリアから来た好青年アンドレア🇮🇹
と個性豊かなゲストキャラクター。

ただそれぞれの国に対する典型的なイメージによるこじつけのキャラ設定と、それに相反するように日本人の感覚に近い外国人としてキャラが描かれている点が合わずイマイチだった。

まる子とアンドレアの2人のシーンで大原櫻子の『キミを忘れないよ』の挿入歌が流れるシーンがとても歌詞とマッチしててホッコリした。めっちゃいい曲。

空港って胸の高鳴るワクワクとお別れの寂しさが詰まったロマンチックな場所。

ネットや携帯の無い時代の人探しの難しさや、連絡を取り合うのに苦労するというのがまた美しい。スマホのない時代だと永遠の別れになってしまうような寂しさがある。この時代の人と人の繋がりの強さや温かさも羨ましい。

京都、大阪、上野などの日本の魅力溢れる名所や名物も登場する。

ちっちゃい頃よく観てたな。久しぶりに観るちびまる子ちゃんは格別♪


マルコスペシャル美味そう。。。
ひろぽん

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