私、君、彼、彼女に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「私、君、彼、彼女」に投稿された感想・評価

Eyesworth

Eyesworthの感想・評価

4.6

【動物的ダイアリー】

シャンタル・アケルマン監督のセルフポートレート映画。

〈あらすじ〉
小さな部屋に若い女性が一人。彼女は外出することもなく、家具を動かしては居心地の良い空間を探すことに執心…

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このレビューはネタバレを含みます

「気持ちを説明する手紙」

手紙に書かれた言葉はショットとして提示されるわけではないから、私が彼女の気持ちに対して何事か語ることも不能のように思える。だから言語化が未遂のしかし言語以上のイメージ…

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Wao

Waoの感想・評価

4.4
シュールな定点カメラ映像のようだが、この作品には動はいらない。
凄い作品。
麻婆

麻婆の感想・評価

5.0
オールタイムベスト。私の傷を癒した。そして私に内在する多くを映像化してくれた。ありがとう。

シャンタルアケルマン、ありがとう。
DW

DWの感想・評価

4.5

■ざらつくモノクロ。部屋で独白する女性の閉塞的な映画かと思いきや、いきなりトラックに乗り込んでロードムービーみたいになって、最後は長時間のLカップルのセックス。
運転手の男、イッた後に「さざ波みたい…

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Rio

Rioの感想・評価

4.7

映画の文法をかなぐり捨てたアングラな構成が新鮮で良かった。貪り食う砂糖に代弁される「私」の不安定さに始まり、「彼」の受け皿に溶け込んでいくのかと思いきや、「彼女」との野性的な戯れが全ての文脈を洗いざ…

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netfilms

netfilmsの感想・評価

4.2

 いきなり家具を青く塗ったかと思えば翌日、緑に塗り直す。かと思うとベッドの位置が気に入らず、頭の方角をしょっちゅう変えて見せる。多分に神経症的なヒロインの姿をシャンタル・アケルマン自身が演じる。躁と…

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めーっちゃくちゃ面白かった!!!
これはマヂのマヂで最高すぎる。
対男性、対女性との関係性の対比表現が秀逸。
ジャームッシュの初期作品なんかは相当アケルマンに影響受けてたんだと思う。
『ストレンジャ…

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Taul

Taulの感想・評価

5.0

『私、あなた、彼、彼女』(1974)初鑑賞。あまりに赤裸々な恐るべき傑作だった。24歳のアケルマンが自身をさらけ出したセルフポートレイトのような小品だが、センスがとても良くて、個、女と男、女と女の関…

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KOUSAKA

KOUSAKAの感想・評価

4.6

シネマメンバーズにて、シャンタル・アケルマン監督の5作品を順番に鑑賞。

タイトルの通り「私」から「彼女」に至って最後まで観終わった時、この主人公はもう一度「私」の孤独に戻って、同じサイクルを延々と…

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