名前はまだない

故郷の便り/家からの手紙の名前はまだないのレビュー・感想・評価

故郷の便り/家からの手紙(1977年製作の映画)
3.7
どこの国も母親って同じだな。
なんとも煩わしい存在。でも、ふと恋しくなるし帰る場所としてあり続けてくれる、有難い。
きっと今は、"今の私"に夢中で家族のありがたみを顧みれないけど、この映画が変わりに代弁してくれた気がした。
自分を夢に近づけてくれる場所があって、いつでも帰れる場所がある。
帰らなくてもいいし、帰ったって何も恥ずかしくないよって言ってくれた気がした。