シンエヴァ、鑑賞終わりで何より爽快感が先に来るなんで予想だにしなかった。大変良かった。
一生終わらないだろうと言われるコンテンツの中でも特に宗教的で畳むのが難しい(最大公約数的な意味で)と思ってたから尚更か…。
宗教的なEOE信者だった自分から見て世俗的な新劇のイメージをガラリと変えた前作Qの特化主観的な作風に対して、今作は独白、独白、独白の応酬で割と旧シリーズ寄りの印象を受けた。
終盤のセルフオマージュや説明過多な台詞(喪失体験って言わせたのが特に)に関しては流石にミステリアスさも皆無で1本の映画としてはウーン…と思ったりもしたが、感動してる自分がそこには居て、、多分ソレは理屈や斜に構えた目線では言い表わせない総監督の気概やパッションに他ならないと思った。
その点について言えばエヴァンゲリオンとして現段階で導き出せるベストとも言えるし、今作以上に完璧な作品は存在しない。
あとOne Last Kissは紛れも無くゲンドウの歌だと思う。忘れられないからこそ。
