どらこい

シン・エヴァンゲリオン劇場版のどらこいのネタバレレビュー・内容・結末

4.9

このレビューはネタバレを含みます

2021年3月11日、シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」(以下「シンエヴァ」)を観てきました。
公開初日の評判が良かったので期待していたのですが、期待以上でしたね。何というか、ファンサービスのかたまりのような映画でした。
考察系の人が色々語るかと思いますが、そう言ったの抜きで純粋に楽しめました。難しい考察一切なし。キャラ萌えあり。
以前「ヱヴァQ」を観た時は全くストーリーについて行けず置いてけぼりになっていましたが、今回はしっかりAmazonプライムビデオで「序」「破」「Q」を復習してから映画館に行ったので、置いてけぼりにはなりませんでした。
赤木リツコさんの名前は忘れてましたが。
まずシンジ君がいつも通りのいじけっぷりなので、いつまでこれ見させられるんだろうと思いましたが、林原めぐみ演じる「そっくりさん」の影響で徐々に心を開いていくシンジ君。
ずっと受取拒否してきたウォークマンを受け取り、そっくりさんに名前をつけてあげるシンジ君。「やっぱ綾波は綾波だよ。」と名付けた矢先に綾波さんが首ちょんぱ。
マジかよこの展開。
庵野さん、この子達に人並みの幸せを与えてやってください。ニンニクラーメンチャーシュー抜きを食べさせるだけで構いません。
ってかよくこれで映倫引っ掛からなかったな。PG-12くらいもらって良さそうだったよ。
それにしてもシンジのクラスメイトのトウジ・ケンスケ・ヒカリが健在なのは嬉しかった。生きててくれてありがとう。これこそファンサービスだよね。
あとアスカの全裸シーンは目に焼き付けましたよ…。彼女は最高のプロポーションですね。ファン、というか私へのサービス。
エヴァのキャラの中ではアスカが一番好きかな。基本明るいけど結構寂しがりだったり暗い面を持ち合わせてたり、何より顔と声と身体が俺好み。
ヴィレに戻り、覚醒したシンジもカッコいい。もう序盤のいじけた彼とは別人。
エヴァパイロットとして父さんと戦います。
「Q」で人が変わってしまったミサトさんも、最後の最後で「序」「破」のいつものやさしいミサトさんに戻るところもファンサービス。あ、ここは「サービスサービスぅ♪」か。
最後にウォークマンを父さんに渡すとことかも良かったね。シンジ=ウォークマン、ではなかった!!
そこもエヴァを追ってた人へのアンサーだし、ファンサービス。
あとやっぱり母さんがシンジを守ってたんだー、のシーンもファンサービスやね。
そしてラストシーンの大人になったシンジ君。
「この声誰だ?」と思ったら声の出演に「神木隆之介」の文字。またお前かあああぁ。…って言うか神木きゅんはもう声優さんとして考えた方が良いのかね?ここもファンサービスのひとつとしておきましょう。
エンディングテーマは予告編でも使われている「One Last Kiss」。
でも、この曲の尺に合わないスタッフロールの長さ。
そしたら「Beautiful World」アレンジ版が流れるじゃないですか!もう、ファンサービスでしょこれは。
「序」から観てて良かった〜。
最後に、スタッフロールで出てきた「新幹線変形ロボ シンカリオン」のロゴはクスッときた。
コラボしてたよね〜。第3新東京市に主人公の速杉ハヤトが迷い込む回は神回でしたね。あれも今思えばファンサービス。

…と、こんな感じで最初から最後までだれることなく楽しく鑑賞できましたが、ぜひ皆さんにオススメしたいのは「4D版」。
正確には「4DX」とか「MX4D」と呼ばれる劇場システムなのですが、これが凄いのなんの。
戦闘シーンなんか特に凄く、座席はぐわんぐわん揺れるわ空気砲や霧が前から後ろから吹いてくるわ尻は叩かれるわ鞭っぽいのが足を叩くわ。
もはや軽いアトラクションでしたね。しかも乗車時間2時間半の。
上映中何度振り落とされるところだったか。
この感想を書いているのは映画を観終わり自宅に帰ってきてからなのですが、なんか尻が痛い。そして運動後のような心地良い疲れ。楽しかったです。
4D版の映画を観るのは初めてではないのですが、シンエヴァが1番良かったかも。またあの映画に乗りたいな。
あとシートベルト欲しい。
どらこい

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