TRT421

シン・エヴァンゲリオン劇場版のTRT421のレビュー・感想・評価

4.0
どこから書き始めて良いかわからない

まず圧倒的な映像美だった
映画館で見なければ味わえない映像だった
速すぎて目が追いつかなかった
ブンブン振り回された
身を委ねた

碇シンジの心の闇は深く凍てついてた
そこから立ち直る過程は
やや冗長であったが
その時間が必要だった気もする

シンジの心を溶かすのは
綾波しかなく
綾波には
心の成長の時間が必要だった
と言うことかな


展開の意味がわからないのは
相変わらずだった
でも、もはやそれが心地よかった

怒涛の展開
セルフオマージュの嵐

これも
エヴァのファンにとっては
嬉しかっただろう

ただ、僕には
そっちかぁ。。。
と言う感じだったかな

一人一人にフォーカスする展開も
テレビシリーズへのオマージュ
というか、
エヴァはこれじゃないと終われないのだな
と言う感じがした

それが良かったような
物足りなかったような

途中、この結末はまた
「おめでとう」
なのか?と思ってしまった


シンジの母親 碇ユイが登場することは
予想がついていた
エヴァと同化していることも
予想していた

これも
そっちかぁ。。
という展開だった

使徒と同化しているような
もっと絶望感を感じる展開だと思ってた

しかし 今回は
深い愛だった

目で見える表情の奥にある
見えざる愛だった

ユイだけではない

登場人物の間に流れる深い愛
それがうまく描かれていた

その上での自己犠牲が
感動的だった


ああ、
終わった

また映画館で見たいけど
ちょっと長いかな

あと、疲れた

スターウォーズが終わったのとは
ちょっと違う感じがする

うまく表現できないが
日本的な映画だったのだと思う

それはやはり
自己犠牲なのかもしれないな


海外ではどう評価されるのたろうか


劇場版四部作のブルーレイセットでたら
買ってしまうかも。


ありがとうエヴァンゲリオン

巨大ロボットもの
SFものでは
これを超えるアニメはもう出ないだろう
と思う

本当の評価は時間が下すだろう

その時はどんな世界になっているだろう

「アキラ」のような
予言めいた本作品

未来を想像させる映画だった
TRT421

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