映画は最高の娯楽

シン・エヴァンゲリオン劇場版の映画は最高の娯楽のレビュー・感想・評価

4.0
リアルタイムで追いかけていたらもっと違う印象を持ったのかなというか、「最終作が公開されるのならこの際見てみよう」という理由で2021年の1月頃から映画も見て、漫画も読んだ訳だが、今作の鑑賞で自分の中での整理、積み上げができていなかったことを痛感した。

感動という感情が湧かなかったのが悔しい。一番良いラストではあるのかなと感じはしたが、結局は再構築かと冷めた目で見てしまった...


前作から地続きの展開、前作でのモヤモヤ要素がカバーされていたのは素晴らしかった。
原点に立ち戻る人間ドラマも響いた。
アクションに関しては、前作の不満要素を受け継いだ形で、完全に不完全燃焼。
画面の情報量が多すぎて、ただの物量勝負になっているというか、空中戦ばかりで、エヴァの巨大感皆無。見ていて盛り上がらなかった。

新劇場版だけでは語ることができないというか、紆余曲折の歴史が凄すぎる。
今改めてシリーズを追うには奥が深すぎる...