ポンコツ娘萌え萌え同盟

シン・エヴァンゲリオン劇場版のポンコツ娘萌え萌え同盟のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

結論から言うと、私はシン・エヴァンゲリオンに評価はつけられない。作品は確実に素晴らしいものだった。

旧劇以上に未知の映画体験だった。旧劇ほど(映像的な)インパクトがでかくショッキングな幕引きというわけではないけれど、シン・エヴァンゲリオンはそれに対して確実に刻まれるものがあった。

エヴァンゲリオンは膨大な用語や設定などがあるけれどもそれ以上に、大きな軸となっているのは「私と他人と世界」「心と世界」そして「アニメーション」だと思う。

大きく社会現象を起こしたエヴァはだからこそメタフィクション的な部分が多く、本作にも大きくメタフィクションの部分が剥き出されている。特に本作はシリーズの中でもそれが顕著に現れていた。だけどそのメタフィクションを本作のシンジくんの成長や私・他者・世界を精神世界を盛り込みつつも描いてきたエヴァンゲリオンなりにうまく昇華できている。

シン・エヴァンゲリオンで大きく引用されたのはシリーズの中でも一つの完結を描いた旧劇だと思う。テーマ的にもかなり近いところがあるけれども旧劇にあると「私と他人と世界の関係性」の描き方は大きく異なる。映像的にも一部で旧劇を彷彿するような構図、場面が見れた。だけど旧劇がなければ、シンジくんは、エヴァという作品は、そして庵野監督自身はシン・エヴァンゲリオンの結論にはたどり着けないと思う。だから今回は「新劇場版の完結編」かつ、更に「新世紀エヴァンゲリオンと」いう作品の完結作だと思う。

演出も洗練されていた。TVシリーズを彷彿するような演出から、アクションシーンはQの序盤のグリグリと動くようなアクションも本作では更に洗練されている。
それだけじゃなく初号機vs 13号機戦ではメタフィクションが強い本作だからこそまるで本当に作り物のような、特撮のような見せ方もよかった。

総括してシン・エヴァンゲリオンを全体的に綴られるのはある意味、人生や生きていくことなのかもしれない。





長髪の綾波レイが性癖にぶっ刺さったし、
マリのおっぱいはえっち。アスカもえっちだった………………。