シン・エヴァンゲリオン劇場版のこのネタバレレビュー・内容・結末

この1〜2週間でテレビアニメシリーズから旧劇場版、新劇場版と順番に観て（漫画は未読。こちらも追って読みます）、ついに観ました。とても心を震わされました。登場人物みんな、良い部分も悪い部分も含めて自分のことを愛することができたのではないかなと思いました。まだまだ何度も観てしまいそうですが、とにかく良かったです。

観終わってエヴァという物語が完結したことにすごく寂しい気持ちになったし、たぶん何度かはまた観るんだろうけど、エヴァという作品が自分の中で現実逃避の場所ではなく現実の世界でも生きてみようと思わせてくれる場所になっている気がした。現実でも生きていくしエヴァという虚構の世界を好きでいる気持ちもそのまま持ってていいんですよ、という感じ。庵野秀明ってなんかホドロフスキーみたいに思えてきた。


1番良かったシーンはシンジくんとミサトさんが最後に喋るシーン。ミサトさんが「シンジくん」と話すトーンが14年前のやさしい口調になっていて、グッときた…。髪を下ろしてくれたのも泣けた…。