シネマスナイパーF

シン・エヴァンゲリオン劇場版のシネマスナイパーFのレビュー・感想・評価

-
終わったことに対しての評価が直接映画自体の評価になっているように見える現状に俺は納得いかないっていうね

もちろん、そういう流れというか歴史を作り上げたのは庵野秀明さん自身であり、エヴァンゲリオンという作品が如何に社会的影響を持っていた、いや、今も持っているのかという部分に関しては全く文句を言うことはできないし言うつもりもないし俺もエヴァは大好きだぜ
だとしても、映画シリーズの完結編として期待していたものとは大きくかけ離れていたよ正直
序破Qに続くものとしては全く納得できない
言い訳がましいよ
説明的すぎるよ
あまりにも映画の外側の事情ありきすぎるよ
初見時は少しがっかりだったよ

でも、この急加速感、今の思いの丈をぶつけた感、なんだかよくわかんねえけどすげえ感、悔しいけど今俺エヴァンゲリオン観てますアドレナリンが出まくりだった
特にカヲル君には泣きに泣かされたよ
アスカにもグッときてしまったよ
なんだかんだ楽しんだんだよ
じゃあいいじゃねえかよ…
最高だったよ…


第三村、俺は大好きだ
ああいうストレートな人間讃歌は見てて本当に気持ちがいいね
かつての同級生が本当に素晴らしい大人になってて、特にトウジはエヴァに乗らなくて本当に良かったと思った

シンジがエヴァに乗る前の愁嘆場は、なんからしくねえなと思ったけど嫌いじゃない
ネルフ本部突入の流れも含めて、正統派ロボットアニメをやってた頃のエヴァを思い出して胸熱だったぜ


作品に対する印象、抱く思いってのは人の数だけあるし、特にエヴァンゲリオンは個々でその思いは大きく違うんじゃないか多分
ひとりのエヴァファンとして、黒波萌えを極めた時点でこの作品は大勝利なんですよ結局
マリがエロくて大満足なんですよ結局
シンジが超主人公やってて大号泣なんですよ結局
俺は今、エヴァンゲリオンからの卒業どころか、数度目のエヴァンゲリオンブーム来ちゃってる
やっぱロボアニメとしてのアツさの最高潮、男の戰いが至高