このレビューはネタバレを含みます
ついに、完結しました、僕たちのエヴァンゲリオン。
もうネタバレしてよいのだろうか。
結局は碇シンジの励起だということなわけだが、みなまで言うなでしょうか。
でも、本当に最後の最後でもう一度決心する、それが世界を救う。
そんな重責耐えられないよな。
マリについては最後まで正体不明(ふわっとはわかるんだけど)で、
わざわざ登場させた意味はやはりあったのだが、
相対するキャラ達の仲介者や代弁者のような立ち位置も兼ねていたのかな、
潤滑油のような。
終盤の設定のおかげでシンジとゲンドウのバトルは
何でもありで楽しかった。
レイ(仮)の農場シーンは味噌汁を作ったりするシーンに続く、
緩和シーンで良かった。
アスカは相変わらず。。。。
最後の展開はもう、なんか今までの総括をするような物語になっていて、
心情を吐露するけど、これまで一切説明してこなかった庵野さんが
プロフェッショナルで語っていた通りだった。
大団円のシーンなんかは、庵野さんの地元をあえてで、
庵野さんの創作していた思い出だったり、生きてきた人生など
庵野さん自身とエヴァに費やしてきた人生とが遂に1つになった、
結実したわけで、グッときた。
新劇場版はこれで一応ピリオド(音楽記号がついているから)、
となるが、まだ語られてない物語はあるし、
カヲル君はいつも今度こそ、とつぶやくし、
庵野さんがやるかはわからないけど、
それこそゴジラ、ウルトラマン、ライダーを庵野さんがやるんだから、
ここで製作に携わっていた誰かが、新しい物語を紡ぐかもしれないな。
