レオ

シン・エヴァンゲリオン劇場版のレオのレビュー・感想・評価

4.1
新劇場版エヴァンゲリオンの完結編。人類補完計画を実行するゼーレとそれを阻止するヴィレの対決、そして碇ゲンドウとシンジの世界を巻き込んだ親子喧嘩が描かれる。

全体的には、メタ的な意味でのエヴァンゲリオンシリーズの終わりにこだわり、説明過多気味に色んなところに決着をつけにきたなという印象。よく言えば監督のサービス、悪く言えば頭の悪いファンへの皮肉的なものを感じた。

テレビシリーズから一貫して「引きこもりオタクよ、現実を見ろ、現実で戦え」と言わんばかりの作風だけど、今回もラスト付近の色々な描写からそんなメッセージを受け取った。そこまで意地悪なのかは知らんけど。

細部としては圧倒的な映像は言うに及ばず、序盤のスローライフなパートも良かったなぁという印象。田植えをする綾波(そっくりさん)が可愛かった。

■共通項目
脚本:☆☆☆☆
映像:☆☆☆☆☆
音楽:☆☆☆☆
役者:☆☆☆☆☆
キャラクター:☆☆☆☆☆
オリジナリティ:☆☆☆☆
個人的好き度:☆☆☆

■ジャンル項目(アニメ、SF、ファンタジー、ロボット)
カッコいい度:☆☆☆
難解度:☆☆☆☆
視聴者への挑戦度:☆☆☆☆
レオ

レオ