はかせ

シン・エヴァンゲリオン劇場版のはかせのレビュー・感想・評価

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この作品の評価には、個々の人生におけるエヴァンゲリオンの割合がとても重要なものとなっているため点数をつけない。

第三村では、あの頃のみんなが懸命に働き、支え合い、社会を構成する一員として大人になっていた。一方、エヴァの呪縛に囚われ、大人になれない僕ら(庵野秀明自身も然り)は子供のまま前に進めていない。そんな僕らをこの映画は救おうとした。過去のエヴァ作品と同様に、これはフィクションに過ぎない、アニメの中の世界に過ぎないと最後の警告をしてくれた。さようなら、全てのエヴァンゲリオン。ありがとう、全てのエヴァンゲリオン。わたしにも、大切な人ができたんだ。
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