いきる

シン・エヴァンゲリオン劇場版のいきるのレビュー・感想・評価

5.0
見るたびに気づきのある作品なので、思い出すようにここに記録する

映画館で初めて見た時の感想は圧倒されたの一言。世界を見たと思った。視聴前は私なりに結末を理解しようと、前作を予習し考察サイトや動画を巡って予想を立ててきた。けれどそれは全部無駄で、結局よくわからないまま映画はエンドロールを迎えたけれどそれでもいいと思った。大きな海を見たような気持ちになった。

アスカの最期のコックピット内でのシーン、なぜなのか分からないけれどああアスカ救われたんだなって思った。漠然と。何をしようと無力なお馬鹿さんを受け入れてくれる自身に出会ったのか。彼女を救済したのがシンジでもなく、マリでもなく、ずっと見て欲しかったお母さんでもなく、アスカ自身なところが本当〜に好き

言わずもがなopがかっこいい。コア化した真っ赤な大地を歩く3人の細っこい身体。あそこのちょっと省略されたレイの作画が特に好き。
いきる

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