mikoyan358

アンナの出会いのmikoyan358のレビュー・感想・評価

アンナの出会い(1978年製作の映画)
2.0
本来ロードムービー大好き、しかも静かに気持ちが移ろうような作品はウニの軍艦くらいに大好物のはずなのだが、なぜかシャンタル・アケルマンの作品とは全然好みが重ならない... 作られた絵画のような構図の中で繰り広げられる主人公の出会いと別れにあまりに抑揚が無さ過ぎるのが恐らく最大の理由で、この作品をも楽しめる人を羨ましく思うとともに、改めて自分には「他人がどう心が動くか」ではなく「自分がどう心を動かされるか」が重要である事も良く理解できた。多分この分だとこの監督さんとは全作品観ても理解し合えないんだろうなあ、と今後に不安しかないが(笑)。
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