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アンナの出会いのRIOのレビュー・感想・評価

アンナの出会い(1978年製作の映画)
4.2
クールビューティなアンナは芸術的存在
冷たいかと思いきや優しい言葉をかけたり 女々しい言葉には率直な返し
ダニエルにベッドで怒られるアンナが可愛いかった

薬を買うのにそんなに車で走るなんて
大事な時に必要なものは用意されていない ざらついたTVの画像
もうこんなの嫌だと言ったって自分でやるしかないアンナは言ってないけど

電車に乗り窓を走り去る景色とても大きな虚しさが襲ってきた
時間の枠を粉砕する威力があるスローシネマ

夜 暗いなか冷蔵庫の前で扉を開けたまま水をがぶ飲みするアンナは説得力があった
アケルマンの現す女性は独立していて好き

監督は駅が撮りたかったんでしょうか
とても丁寧に撮影されていた
人の少ないホームがぐっときました

終始 誰1人として笑わないのが凄いなと思った
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